会長ご挨拶

会長ご挨拶

ご挨拶

 当島根県仏教会は、70年余前、敗戦の混乱の中で発足いたしました。「仏教の火を護ろう、寺院・仏教徒(檀信徒・門信徒)を護るのは宗派ではなく、地域の理解と寺院の団結以外には策がない」との強い思いで、乏しい私財の中から会費を出し合い結成したと、先人から当時の様子を聞いております。バブルの時代には、仏教会という連合体の存在感が失われ、市町村単位の組織が相次いで姿を消していきました。そんな中で、本会は先輩方の熱意と努力によって低迷期を辛うじて乗り越えてきました。

 しかし、平成末から令和にかけ、寺院は戦後以来、第二の法難とも言える苦境に見舞われています。私たち寺院の教化不足に加えて、人口減少、寺離れ、先祖供養に対する意識の変化や経済の低迷が重なり、寺院を取り巻く環境は急速に悪化しています。さらには今年に入り、コロナウイルス禍が世界を襲っております。今こそお釈迦様の時代に立ち返り、檀信徒の心を支える仏教であり寺院にならなければなりません。

 幸いにも転禍為福すべく、当会ホームページの開設を無償で引き受けてくださった篤信者が現れました。今後は本ホームページの活用によって、会員寺院間、寺院と仏教徒間のコミュニケーションの強化、各寺院で受け継がれる伝統文化の普及、さらには新たな教化活動の促進など、多彩な取り組みを実践していけるのではと夢をふくらませております。

 会員寺院のご住職、ご寺族の積極的なご参加と、仏教徒の皆様のご利用、ご支援をお願い申し上げます。明るい未来を信じ、寺檀一つとなって、新しい寺院のあり方を模索して行こうではありませんか。

 最後となりましたが、本ホームページ作成にあたり私財を投じてお力添えをいただきましたグレートインフォメーション株式会社/Great Information Companyの会長、椚(くぬぎ)孝信さまを始め、社員スタッフの皆様、そしてスポンサーの皆様に尽々の感謝を表し、ご挨拶といたします。

合掌

島根県仏教会 会長  
  安来 清水寺 貫主  

清水谷 善圭
九拝